#盆踊りよいとこ

ツイッターにて、盆踊りの「よいところ」「好きなところ」を募集しました。寄せられたツイートやご意見を紹介します

自分なりに踊りを省略することありますね。よく見かけるのは「目が回るので方向転換は省略」とか。「腕疲れたので足だけ」とか。それはそれで粋に見えたりするから不思議なものです。そうそう「盆踊りって輪に入ったら最後まで踊らなきゃダメ?」って聞かれたことありますが、そこも完全に自由! 曲の途中でも出入りオーケー! 盆踊り好きにとっては当たり前ですが、こんなに自由なのは盆踊り以外にあんまりない?
無料で踊れる。
踊のふりは決まっているが、くずしたり、アレンジを加えられるので、自分の身体にかかる負荷を調整できる。
つかれたら休める。
真剣に踊るとけっこういい運動になる。
(匿名でいただいた投稿です)ゆるくも踊れて、がっつりも踊れて、アレンジしても踊れて、なんなら踊らなくてもよい盆踊り。一般的な舞台発表のダンスはみんなとあわせるのが目的だけど、盆踊りはガッタガタ。またクラブで踊るみたいに、全くそれぞれ別というわけでもない。ほどよく決まりがあり、ほどよく逸脱できるのが盆踊りの魅力ですね。
盆通りがめっちゃ健康に良いのは、盆踊り自体が証明しています!
本当にそうですね。盆踊り、遠目にはやっていることは同じなんだけど、かかる曲や雰囲気などは地域によって全く違うし、場所と結びついて強い記憶になります。盆踊りを楽しむのは、地域を楽しむことでもあります。逆に言えば盆踊りを開催すれば、その地域の特色を表出させることになるかも。
身体も回る、頭も回る! 盆踊りの振付って、ひたすら身体に覚えさせることもあるけれど、「腕を前にして、今度はそれを右に振って、それからそれから……」と思い出しながら踊ることが多いですね。それが自分と踊りの良い距離感になっている気もします。
俗世を忘れて無我夢中になれるのは、曲に耳を傾け、他の人の踊りを見て、身体を動かすのは勿論のこと、屋台の匂いや、やっぱり屋台の味など、全身が盆踊りの雰囲気に包まれるからかもしれません。
浴衣や法被などの踊り装束に凝るのも楽しみ。町で浴衣姿の人を見かけると思わず「今日はどこの盆踊りですか?」って尋ねたくなります。
無料! 別にお金を惜しむわけではないけれど、垣根のない催しであることはやっぱり大切です。今回のいたぼんも何故か無料です! すごすぎる!
さまざまな人を(なんならもうこの世にいないご先祖様も)受け入れる盆踊り。世の中には他にも色んな趣味もあるけれど、類は友を呼び、なんとなく同じ傾向の人が集まりがちな雰囲気があります。その点、盆踊りは、よくぞこんなにばらばらな人が集まった、という感じ。
一人でも気軽に楽しめるし、なんなら沢山の人とも楽しめる。いまちょっと気持ちが暗いなら盆踊りにいけば気分転換になるし、もし明るいならそりゃ盆踊りに行きましょうよ! いいとこだらけ、から自分にあったものを好きなぶんだけ取り放題。ひとまっしぐら!
会場に来たままノータイム、ストレスフリー、シームレスで参加できるのが盆踊りのよいところ。……まあ……今回のいたぼんは時節柄、受付後の入場となりますが……。でも、あらかじめ事前受付を済ませておくと便利!
シンプルな振りだからこそ誰でも踊れるし、自分なりの踊り方も選べます。力強く踊るもよし、優雅に踊るもよし。ここちょっと難しいな! と思ったら取り敢えず省略しちゃうのもあり。なんとかなります。
初めて踊ったときの「……あ、こういうことか! 意外といけるじゃん!」という感触は忘れられません。初めてというか、あたらしい曲を踊る度にそう思います。必死に前の人の真似をしてると思ったら、後ろの人も自分を必死に真似してたりします。